2024年10月12日にマレーシアのランカウイ島で開催された『IRONMAN Malaysia』に出場してきました。
IRONMANとは、トライアスロンの最高峰であり、水泳3.8km、自転車180.2km、マラソン42.2kmの3種目をひとりで行う競技です。
世界数十ヶ国で予選が行われ、その予選で年代別上位入賞すると翌年のワールドチャンピオンシップ(ハワイコナとフランスニースで交互開催)に出場できます。
日本での予選は9年ぶりに今年9/15に北海道北斗市で開催されました。(IRONMAN JAPAN SOUTH HOKKAIDO)

このマレーシア大会に出場するのは今回で9回目。
アジア圏では最も盛り上がる大会です。
結果は13:12:10でカテゴリー5位。
当初6位と発表されていたのですが、最新のリザルトを見ると5位。
3位だったはずのフランス人の名前と記録が消されていました。
ドーピング検査にでも引っかかったのでしょうか?

■水泳3.8km(1:19:21)
べた凪、海水温30℃、ぬるま湯状態。
一見マリンブルーできれいそうに見える海は、水中の透明度悪く、常にヘッドアップして前方を目視確認。
頑張りすぎると脱水になるので、ここはあまり頑張らずにウォーミングアップのつもりでスイムアップ。


【写真】スイム会場


【写真】スイムアップ

■自転車180.2km(6:35:22)
今年は天候の変化が激しかったです。
晴天→大雨→晴天→大雨→晴天と激変し、道路は濁流が激しくお陰で2度のパンク。
1回目は140km地点、2回目は177km地点。あと残り3kmといったところで。
2度もパンクするなんて想定していなかったので、スペアタイヤ無く万事休す。
メカニックを待つか、3km歩いて自転車フィニッシュするか、乗車してゆっくりフィニッシュするか?
時間との戦いなので、乗車してゆっくりガタゴトさせながらフィニッシュを目指すことを選択。
パンクでトータル30分以上のロスタイムでしょうか、ついていなかったです…。


【写真】バイク会場


【写真】バイク1


【写真】バイク2

■マラソン42.2km(5:02:13)
気温はグングン上昇して14時の時点で38℃。道民には堪える暑さです。
序盤から両ふくらはぎが攣りはじめ、更には足指も攣ってしまうハプニング。
走っては歩いて、歩いては走ってを繰り返し、誤魔化しながら前へ進むといった感じで今までにない苦しいランパートでした。


【写真】ラン1


【写真】フィニッシュ

■Dream Come True
6月にトレイルランの大会で木の根っ子に躓き、ブッ飛んで左膝に重症を負ってしまいました。
2ヶ月間歩行困難な状況が続き、今シーズン終わった感がありましたが、よくここまで回復してくれたと思います。
そして悔しい思いをしながらもレースを諦めずに走り切ったことで、運よく2025年の世界戦スロットを獲得することができました。
30年越しの夢。
遂に世界のひのき舞台に立てるチャンスを掴むことができました。
本当にレースを諦めなくてよかったです。
2025年9月14日、フランス(ニース)で開催される『IRONMAN World Championship』に日本代表として出場してきます!


【写真】スロットミーティング


【写真】メダル

#社員Ⅹさん、本当におめでとうございます!!
 来年の『IRONMAN World Championship』日本代表もベストを尽くされることを願って
 社員一同応援しています!!! がんばって~(^.^)/~~~

#次回こそ、石垣編!?